震災後 子供も大人も心のケアを

年が明け、2週間がたとうとしています。1月1日に発生した能登半島地震では、県内でも甚大な被害が出ました。余震が続いていたこともあり、子供たちも少なからず不安や心配を抱えながら生活していたのではないかと思います。

過去の災害の経験から、震災後の子供の心のケアの必要性が重視されています。一見、大人びて見える中高生であっても、気分の落ち込みがあったり、眠れなかったり、大きな音に過敏になったりするなど、何らかのストレス反応が表れているかもしれません。ご家庭でのお子さんの様子はいかがでしょうか。

これらストレス反応は、通常、時間の経過とともに回復していきますが、中には長期化する人もいます。今は、学校に来て勉強し、体を動かし、仲間と楽しく過ごすといった、これまで行ってきたような日常を繰り返すこと。そして、「ホッとする、安心できる、みんなと笑い合える」といった時間や場所があることが、心のケアにつながります。

子供たちの心を守るには、大人であるわたしたちもまた、心のゆとりを大切にしたいものです。忙しい毎日とは思いますが、ご自身の心とからだもいたわり、子供たちを支えていきましょう。

 

下のPDF資料は、「支援者のための災害後のこころのケアハンドブック」(静岡大学防災総合センター発行)からの抜粋です。とても分かりやすいので、ご一読ください。↓

ストレス反応と接し方のポイント等〈PDF〉

 

ハンドブック内容について全部ご覧になりたい方はこちらから↓

災害後のこころのケアハンドブック〈PDF〉

 

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