今年はどうなる? インフルエンザ

昨シーズンは全く流行しなかったインフルエンザ。

インフルエンザは、38℃以上の発熱、頭痛や関節痛・筋肉痛などの全身症状が特徴で、例年は12月から翌年の2月にかけて流行します。高齢者や持病のある方では肺炎合併のリスクがあり、小児ではまれに脳炎・脳症を発症します。重症化対策として、流行前のインフルエンザワクチン接種が有効です。

 

「魚津市子どもインフルエンザ予防接種費用助成事業」について

魚津市では、市内在住の小中学生を対象に、インフルエンザワクチンの任意接種にかかる費用の一部を助成します。市から助成券が届いていると思いますので、ご活用ください。

※ 助成対象期間は、令和3年10月11日~令和4年1月31日です。

 

今年のインフル流行は? 感染予防はしっかりと!
以下の記事は、富山県感染症情報センター「感染症発生動向速報」からの引用です。

前シーズンにインフルエンザの流行がみられなかった理由として、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、社会的距離を保つこと、手指消毒やマスク着用等の対策がインフルエンザの予防にも効果的であったからだと考えられます。

今シーズンのインフルエンザの流行がどうなるかはまだ分かりません。前シーズンにインフルエンザに罹患した人が非常に少なかったため、社会全体の集団免疫が形成されていない可能性が考えられます。このような状況で、海外からウイルスが持ち込まれると大きな流行を起こす可能性があるため、今シーズンもワクチンの積極的な接種が推奨されています。

ワクチン接種の効果が現れるまでは、約2週間かかります。効果は5か月間持続しますので、 早めの接種を検討しましょう。なお、新型コロナウイルスワクチンとインフルエンザを含む他疾患のワクチンの接種は原則として13日以上の間隔を空けることとされています。