魚津市ネットルールづくり集会

11月14日(水)に魚津市ネットルールづくり集会が行われました。最初に、各学年議会代表がネット利用の利点と問題点を報告しました。その後、兵庫県立大学環境人間学部准教授の竹内和雄先生の講演を聞きました。

1学年の発表では、情報を得ることや通信の面では利点がある一方で、生活リズムや人間関係に悪影響を及ぼすこと、個人情報の流出の危険性を問題点として挙げました。

2学年の発表は、ネット利用における問題点を生活リズム、人間関係、学習の3つの領域に分けて発表しました。この3つの領域は独立したものではなく、ゲームを長時間してしまうことで寝不足になってしまい、さらにそれがイライラの原因となり、ひいては人間関係に悪影響を及ぼしたり、授業に集中できなかったりするとまとめました。

3学年の発表では、利点として、連絡や調べものをするのに便利なこと、問題点として、生活リズムなど健康に及ぼす悪影響、個人情報が犯罪に使われる危険性を挙げました。また、使い方によって人間関係にはよい影響も悪い影響も与えることを挙げました。

講演では、魚津市の中学生の携帯所持率やインターネット接続率の身近なデータを見たり、実際にあったSNSにまつわるトラブルの動画を見たりしました。講演中にも意見を交流させる機会が多くあり、インターネット使用に関する考えを深めることができました。また、実際にあったネットトラブルについて考えることで、ネット利用の怖さも知りました。

今後は、「ネット利用に関するルール」を生徒自身で考えていく予定です。