平成29年度 第2学期 終業式
12月22日(金)、第2学期の終業式が執り行われました。
生徒の意見発表では、1年生の長田健佑くんが2学期の学校生活を通じて成長したことを話しました。
長田くんは体育大会の実行委員を務め、初めてのことでわからないことが多かったけれども、体育大会の後に友達から「体育大会が成功するようにがんばってくれてありがとう」という声をかけられ、長い時間をかけて準備をしてきた甲斐があったと達成感をもつことができたということでした。また、合唱祭では指揮者を務め、昨年の最優秀賞の学級の合唱を自宅で見てその共通点を探るなどして勉強したこと、賞こそ取ることはできなかったものの学級の団結が深まったと感じたことを振り返り、学校行事で責任ある立場を任されることで自分が成長できたと振り返っていました。
一年間の自分の学びや成長を振り返り、1月9日の始業式では気持ちを新たにしたさわやかなみなさんの表情を見られることを楽しみにしています。
終業式での校長先生による式辞
今日で2学期が終わります。2学期は体育大会に始まり、合唱祭、10年に一度の70周年記念式典、3年に一度の西中祭など、大きな行事がたくさんありました。みなさんにとっては思い出深い2学期であったことと思います。
2学期の始業式に、私は、「一人一人が意欲的に、協力的に参加することによって、集団のパフォーマンスは高まり、同時に、意欲的な集団の中でベストを尽くして活動することで、一人一人の力も高まる。みなさんが互いに高め合い、さらに成長することを期待する」と話しましたが、みなさんは、それをよく実践してくれたと思います。
体育大会、合唱祭、西中祭では、それぞれが目標をもって取り組み、それぞれの行事を大変充実したもの、見ている人々に感動を与えるものにしてくれました。西中生のまとまりやパワーがしっかりと発揮されていました。
部活動での活躍もめざましいものがありました。新川地区新人大会では多くの種目で上位入賞を果たしました。特に、男子バスケットボール部と水泳部の個人種目では、県選抜大会においても1位という輝かしい成績を収めました。
吹奏楽部や茶道部も、各種コンクールや中文祭で素晴らしい演奏やお点前を披露してくれました。これは、一人一人の生徒が、目標をしっかりともって日々の練習に取り組んでいる成果が表れたものと思います。さらに、作文や絵画などの文芸・芸術部門でも、全国や県レベルのコンクールでの入賞が相次ぎました。日頃から、学習に集中して意欲的に取り組んだり、自らの感性を磨く努力をしたりしているからこそ、立派な結果を生むことができたのだと思います。
このように、本当によくがんばった2学期であったと思います。まさに「西中健児」の歌詞にある西中生の姿そのものでした。
明日から冬休みが始まります。ぜひとも、この機会に一年を振り返り、自分や仲間の成長を確認してみてください。それを実感することが、さらなる成長への意欲につながります。
「一年の計は元旦にあり」といいます。新年を迎えたときに、新しい気持ちで目標を立て、それを実現するための自分なりの計画を立てましょう。それでは、みなさん。よいお年をお迎えください。
1月9日の始業式に元気な姿をみることができることを楽しみにしています。